趣味を両立させたいのであれば

ある程度仕事に慣れた看護師でも、悩みの種として存続し続ける問題は確実に出てくるものだ。その典型例として良く挙げられるのは、限られた時間の中で仕事と趣味をいかに両立させるかと言う問題。特に準備期間もそれなりに取られその手順も面倒、また実行するにも手間暇がかかるジャンルの趣味と言うのは達成感や充実感も大きいものだが、その分仕事との両立が難しいテーマとなるだろう。

こうした悩みの解決方法としては、大きく分けて2つある。仕事自体を無理なく趣味を行える形態にするか、あるいは仕事に支障が出ないよう趣味のジャンルを限定したり活動を抑制したりするかのどちらかである。多くの看護師は、まず自分や家族の生活や健康を守らなければならないと言う責務があるため、現実的には仕事により重きを置かなくてはらなず、当然後者の方向性を選択する必要性が出てくるだろう。安・近・短あるいはインドアで行える手軽な趣味が持て囃されるのはそう言った理由が大きく、看護師になって改めて熱中できる趣味を持ちたいと言うのであれば、そのようなコンセプトで楽しめるジャンルを選べば失敗は少ないはずだ。
一方、看護師になる前から深く親しみ、将来的にもライフワーク的なスタンスで本格的に接していきたい趣味を既に有しているならば、多少条件的に厳しく冒険が伴うものの、前者の方向性で生き方を探っていった方が結果的に幸せになれるケースもある。ただ生活が破綻しないよう、リミットや経済的な保険を普段から課しておく必要性はあるだろう。